第二次大戦中に天才料理人・直太朗が完成させた究極の料理を蘇らせてほしいと依頼された、絶対味覚=麒麟の舌を持つ佐々木充。<br />彼はそれを’再現’する過程で、そのレシピが恐ろしい陰謀を孕んでいたことに気づく。<br />直太朗が料理に人生を懸ける裏で、歴史をも揺るがすある計画が動いていたのだ。<br />美食に導かれ70年越しの謎に迫る、感動の傑作ミステリー!