数値化できないものが、大の苦手な超理系人間の桐生蒼太。<br />そんな彼が、なぜか文芸編集部に異動になって。<br />企画会議、〆切り、売上目標、刊行予定……。<br />全てが曖昧な世界に苛立ちを隠せない蒼太は、クレーマー作家、熱意大好き上司らを相手に、ベストセラー小説を出すことができるのか。<br />新人編集者の汗と涙と活字まみれの日常を描いたお仕事小説。<br />