アンダードッグ 箱乗り
俺は大手新聞社の地方支局に勤務する新聞記者。
そう言えば聞こえは良いが、最近ではうだつがあがらず、ライバルに出し抜かれて空回りばかり。
そんな鬱屈した日々の中、俺はあの男と出会った。
かつては大手新聞社のエースで、今はゴシップ記事で食いつなぐ男。
負け犬。
俺も最初はそうバカにしていた。
そいつのせいで俺は、記者生命すら危うくなるような事態に陥ってしまう。
だがその事件の裏には想像すらできなかった悪意が眠っていた……。
横溝正史賞受賞作家が渾身の思いを込めて書き下ろす、ジャーナリズム・バディ小説!
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