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淳子のてっぺん

「エベレスト? 女なんかに登れるもんか」そんな男の言葉に負けん気を発揮、女性だけの隊で頂きを目指し、8848メートルに立った淳子。
山頂から彼女が見たものは――。
直木賞作家が田部井淳子さんをモデルに書き上げた、渾身の長篇小説。
ただ、山が好きで、会社勤めをしながら暇さえあれば山に登っていた淳子。
山が好きだということをのぞけば、ごく平凡な女性の淳子が、女性だけの登山隊でヒマラヤを目指すことになる。
最初の目標はアンナプルナ。
「女なんかに登れるはずがない」という言葉に反発して挑戦したが、初めての海外遠征は資金繰り、寝る暇もない膨大な準備、女性隊員同士の嫉妬、軋轢、分裂と大変なことだらけ。
登頂は成功したが、苦い物が残った。
複雑な思いでいる淳子に「ねえ、エベレストに行かない?」と声をかけたのは、ともにアンナプルナで苦労した隊長の明子だった。
成功すれば、女性として世界初だ。
山男である夫の正之に「行くべきだよ」と励まされ、淳子は決意を固める。
アンナプルナ以上の困難を乗り越え、8848メートルの頂きに立った淳子の胸に去来したのは……。
好きなこと、やりたいことを見つけて、どんなに苦しくても一歩一歩、足を運べば、必ず夢は叶う。
山を愛し、家族を愛し、人生を愛した淳子の生き方が、すべての女性の背中を優しく押してくれる。
直木賞作家・唯川恵が、女性として世界で初めてエベレスト登頂に成功した田部井淳子さんをモデルに書き上げた、感動の長篇小説。




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