‘紫城麗美’の筆名で官能小説を書いているテンコ。<br />内向的な性格で男性経験はほとんどない。<br />あるときAV撮影現場で出会った助監督の楠田と関係を持つ。<br />テンコは性に奔放な麗美を装うことで自らを解放し、過激なセックスの快楽に酔い痴れていく。<br />「あぁ、もっと欲しいの……」。<br />すれ違いながらも、心と体の奥底から性愛を求め合う男女の官能小説。<br />