警視庁強行犯係・樋口顕
東京都世田谷区の住宅街で投資ファンド会社を経営する中年男性が刺殺され、捜査一課の樋口顕も現場に急行した。
警視庁が特捜本部を設置すると、東京地検特捜部の検事・灰谷卓也が現れる。
灰谷は野党の衆議院議員・秋葉康一を政治資金規正法違反容疑で内偵中だった。
秋葉は殺された男性と大学時代から親しかったらしく、殺害現場付近の防犯カメラには秋葉の秘書が映ってもいた。
それらの事実だけを理由に灰谷は秘書の身柄を拘束。
樋口は証拠不充分を主張するも、灰谷は独断で逮捕に踏み切ってしまう……。
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