息子を六年前に亡くした捜査一課の浦杉は、その現実から逃れるように刑事の仕事にのめり込む。<br />そんな折、連続殺人事件が勃発。<br />捜査線上に、実行犯の男達を陰で操る一人の女の存在が浮かび上がる。<br />彼女は一体何者なのか――。<br />息をするように罪を重ねる女と、最愛の家族を失い死んだように生きる刑事。<br />二人が対峙した時、衝撃の真実が明らかになる。<br />