中学二年生の白石颯太は、スナックを営む母と二人暮らし。<br />嫌な目にあった時、いつも右手が疼いていた。<br />ある晩、馴染みの客を家に連れ込む母を目撃して、強烈な嫉妬を覚える。<br />数日後、その客が溺死体で見つかった。<br />さらに、死んだと聞かされていた父の生存が発覚するが、実父は颯太を化け物でも見るように拒絶して……。<br />戦慄のホラーミステリー。<br />