三十五歳の家康は、長篠の戦いに大勝し、その名を天下にとどろかせていた。<br />宿敵・武田との不気味なにらみ合いが続く中、勝頼の謀略が息子・信康に迫る。<br />妻子との悲しき決別。<br />この無念を一生抱えることを誓った家康は、泰平の世への決意を新たにする。<br />そして訪れる信長との最後の日々。<br />天下統一直前の信長が家康に遺した言葉とは。<br />戦国大河第四弾!