公安調査庁の分析官・芳野綾は、武装した中国漁船が尖閣諸島に上陸するという情報を入手。<br />現場調査官の沼田と事実を追うが国内の関係省庁は否定。<br />しかも沼田に情報を提供した「協力者」がスパイの疑いを掛けられてしまう。<br />苦境の中、綾が辿り着いたのは、日本が未曽有の危機に引きずり込まれる「悪魔のシナリオ」だった。<br />ノンストップ諜報小説。<br />