中学2年の照音は、いじめられる苦しみを「絶望ノート」と名づけた日記帳に書き連ねた。<br />彼はある日、頭部大の石を見つけ、それを「神」とし、自らの血を捧げ、いじめグループの中心人物・是永の死を祈る。<br />結果、是永は死んだ。<br />しかし、収まらないいじめに対し、次々と神に級友の殺人を依頼する。<br />生徒の死について、警察は取り調べを始めるが……。<br />衝撃の結末が襲う長編ミステリ。<br />