「今回ここに書き起こしたものには全て奇妙な符合が見られる。<br />読者の皆さんとこの感覚を共有したい」――大学病院勤めの「私」の趣味は、怪談の収集だ。<br />知人のメール、民俗学者の手記、インタビューの文字起こし。<br />それらが徐々に一つの線でつながっていった先に、私は何を見たか!? 「怖すぎて眠れない」と悲鳴が起きたドキュメント・ホラー小説。<br />