本草学者の泰山が、木天蓼を抱えて竜晴を訪れる。<br />天日干ししたいが、家に猫がいるため小烏神社の縁側を借りたいという。<br />快諾した竜晴だったが、その匂いに誘われるかのように、猫にまつわる相談事が舞い込む。<br />かつて猫を斬った名刀を検めて欲しいというのだ。<br />さらに江戸の墓を荒らしているものがいるとの噂が耳に入り......。<br />人気シリーズ第五弾。<br />