第一次世界大戦直後のパリでのしあがる実業家プラデルは、戦没者追悼基地の建設で儲けをたくわえていく。<br />一方、アルベールは生活のため身を粉にして働いていた。<br />そんな彼にエドゥアールが提案したのは、ある途方もない詐欺の計画だった。<br />国をゆるがす前代未聞のたくらみは、はたしてどこにたどりつくのか? 日本のミステリ・ランキング一位を独占した人気作家が放つ、スリルと興奮に満ちた群像劇。<br />一気読み必至の話題作