日系アメリカ人作家の圧倒的な大作登場 人生を終わらせようと決意したナオは、その前に敬愛する曾祖母、104歳の尼僧ジコウの生涯について書き残そうと考えて日記をつづる。<br /> ナオの日記を読み進めるルースは、様々な問いを抱える。<br />日記はなぜ今ここにあるのか? 津波に運ばれてきたのだろうか? そして、ナオはどうなってしまうのか―― 交錯し、共鳴する人々の運命が向かう先とは。<br />日系人作家の圧倒的な大作。<br /> /掲出の書影は底本のものです