波の手紙が響くとき
音声録音だけが手がかりの失踪人探し、深夜に囁かれる幽霊の声の調査……。
零細企業の武佐音響研究所には、今日もワケアリの難事件が舞い込む。
天使の声帯を持つ所長・佐敷裕一郎、口を開けば罵詈雑言の音響技術者・武藤富士伸、そして2人にこき使われる雑用係・鏑島カリン。
彼らの掟破りなサウンド・プロファイリングが、‘音’に潜む人々の切ない想いを解き明かす。
さらに、彼らと因縁浅からぬトラブルメーカーのミュージシャン・日々木塚響が生み出した不思議な音色の謎は、皆を壮大な生命の秘密へと導いていく──個性的な解析チームが東奔西走するSF音響事件簿!
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