人類が銀河の隅々にま版図を広げた未来。<br />それら居住惑星の繁栄をささえていたのは、あまたの太陽風帆船だった、星系内では太陽風セールをいっぱいに広げて航行し、星系外縁部のジャンプポイントに到達すると、瞬間空間移動によりはるか離れた他星系へといっきにジャンプする! そして今、天涯孤独となった一人の若者が、商船員をめざし、一隻の巨大交易船に乗りこもうとしていた。<br />熱き思いと、大いなる夢をいだいて。<br />