叔母の遺品のひとつである風景画をみたタペンスは、妙な胸騒ぎをおぼえた。<br />描かれている運河の側の人家になぜか見おぼえがあったのだ。<br />夫トミーが止めるのもかまわず、その家を探りあてるため旅に出るがそこには罠が待ち受けていた!おしどり探偵の縦横無尽の活躍を描きだした女史後期の佳作。<br />