ぼくの武器は童顔とそばかす――テイトはカナダの国境近いカフェでバリスタをしている17歳。<br />背が低めで目立たないが、14歳で大学に入った天才だ。<br />闘病中の母と妹を養うために必死な日々だったが、ある日、常連客のランドルから破格の報酬で仕事を頼まれる。<br />あやしみつつ行って見ると――ランドルはマリワナの製造・流通業者だった!テイトの才知と童顔に目をつけたランドルは、勢力拡大の陰謀に彼を巻き込んでいって……