ローマで女子学生が失踪し、ヴァチカンの秘密組織に属する神父マルクスは犯人をひそかに追う。<br />一方、転落死した夫が実は殺されたのではないかと疑う警察官サンドラは、夫が死んだローマで独自に調査を始めていた。<br />二人の道が交わるとき、戦慄の真実が明らかになる。<br />『六人目の少女』の著者が放つ傑作サイコサスペンス!/掲出の書影は底本のものです