アフガニスタンから生還し、パリでプロのボディガードを営む元・外人部隊兵のラースは、女性活動家ハイコの警護を依頼される。<br />彼女は過激派にリクルートされる子女を奪回する活動を行ない、そのために過激派から死刑を宣告されたのだ。<br />だがハイコはラースの警護を嫌い、身の危険を顧みようとしない。<br />自信に満ちた彼女に惹かれながらも苛立つラース。<br />やがてハイコの活動に重大な疑惑が生じ、マスコミや世間を揺るがす事態に……テロの悲劇を描く慟哭のサスペンス。<br />