蒼橋星系から紅天艦隊が本国へと帰還し、ようやく平和が訪れたとだれもがほっとしたその時、撤収した敵艦の数が合わないことが判明した! 4万トン級の大型艦1隻と小型艦6隻からなる‘L’破壊をもくろむ紅天特務部隊を阻止すべく、義勇軍は奮闘するが……蒼橋騒乱決着までの顛末と、その3年後、連邦宇宙軍を退役したムックホッファが、熊倉中佐、末富大尉、和尚らとともに、〈星海企業〉を立ち上げるまでを描いた完結篇