2060年代、人類の一部は惑星パックスに植民を開始した。<br />だが植物学者のオクタビオは、この星の植物が知性を持ち人類を敵対的だと判断すると排除されてしまうことを知った。<br />人間が生き残るためには、植物との意思疎通と共生が不可欠なのだ──。<br />7世代100年以上にわたる植民コロニーの盛衰と、植物との初めての接触(ファースト・コンタクト)の物語。<br />解説収録/七瀬由惟