あなたに初めて会ったとき、それがわたしの人生が終わった瞬間だった――わたしはダグ。<br />11年前の夜、巨大なクルミのような形をした小型宇宙船が、町の海沿いにあった海軍基地に墜落した。<br />それはやがて〈物体E〉と呼ばれるようになり、研究所に姿を変えた基地で秘密裏に研究されていた。<br />わたしはそこの警備主任だった。<br />そしてあの日、わたしの部下として新人警備員のあなたが配属されてきた……驚愕のSFサスペンス!