【第9回アガサ・クリスティー賞受賞作】1944年4月、仏・中西部の小さな村サン=トルワンで、レジスタンスが殺された。<br />住民が混乱する事を恐れたステファン神父は男の遺体を隠し、事件の隠蔽をはかる。<br />だが既にナチスの脅威が隣町まで迫っていた……善と悪の間で孤独に葛藤する神父の祈りの結末とは。<br />ジャンプホラー小説大賞金賞とW受賞の大型新人登場!