二〇世紀初頭のパリ。<br />少女シルヴィーは、厳格な家庭で育ちながらも自分らしく自由を求めて生きる、ある少女と出会った。<br />たがいに強く惹かれ合う二人の友愛は、永遠に続くはずだった――。<br />一九五四年に執筆されるも、発表されることのなかった幻の小説を刊行。<br />