帝国フィヨルデンの侵攻に抗する2つの小国、アレロンとテオド。<br />2国間の同盟のため政略結婚を決めた王女サレーネは、アレロンに着くや相手のラオデン王子が亡くなったと聞かされる。<br />帝国の侵略の先鋒である大主教ホラゼンと対立するなかで、サレーネはエラントリスの解放を目論むが……やがて堕ちた神の都にひそむ謎は明かされ、衝撃の結末が訪れる! 自由と希望を求め苦闘する人々の姿を描いた、21世紀の異世界ファンタジイ。<br />