本当に天才だったのか。<br />―本当に狂人だったのか。<br />大正時代を流星の如く駆け抜けた作家、島田清次郎。<br />二十歳で空前のベストセラーを生み出し、二十五歳で精神病院へと収容される。<br />その数奇な一生を現役精神科医がたどりなおす新たな人物伝。<br />