朝になったら、タッチミー
起点は港のフェリー・ターミナル。
そこでハーレー スーパーグライドに乗る美女を目撃した4人の男たちは戯れに愛車で彼女の追跡を試みる。
彼らの曖昧な予想に反し、彼女は何度も給油を繰り返してはいっこうに目的地に着く様子もなく、完全に夜に入った。
仲間たちが帰っても追跡を止めない敏幸は、何物かにとりつかれはじめる。
真の闇の中、先を行く彼女の赤いテールランプだけが見えている。
なぜ彼女は走り続け、彼はなぜ追っているのか。
やがて、読者を置き去りにする衝撃のラストがやってくる。
更新中です。しばらくお待ちください。