人魚はクールにグッドバイ
アメリカのショービズの世界ならいざしらず日本の芸能界、という所はいささか特殊でまさに偶像としてのアイドルがいまだに健在だ。
彼女(たち)とファンのあいだには通常、メディアを通じてコントロールされたイメージしか共有されない。
しかし、アイドルも人間である以上、綻びはある。
その綻びは、片岡義男の小説なら、路上と、エンジンの着いた乗り物の中に見つかるだろう。
世間が見れば事件になりそうな出来事もクールな18歳が係われば、楽しい寄り道になるはずだ。
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