21歳の私立探偵アーロン・マッケルウェイ・シリーズの一篇。<br />今度のマッケルウェイは、ついてない。<br />不意にとばっちりをくらう羽目になるのだ。<br />それも二度。<br />二度とも銃弾が飛び交うハードな状況だ。<br />とある偶然から、クルマを運ぶ役割を引き受けたかと思うと友人が犯罪に手を染め、手錠につながれるシーンに居合わせたりする。<br />生きていくことのままならなさ、誰もが明日をも知れぬ存在であることをマッケルウェイは身を持って知ることになるだろう。<br />