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たしかに一度だけ咲いた

物語を生きること、現実を死ぬこと衝撃の小説、と言っていいと思う。
ここには14歳の少女4人が登場するが、彼女たちの固い結束は、ズバリ、自殺願望によって形成されている。
陳腐な、つまらない死ではなく、いかに美しく、そして早死にすることができるか、そのことが彼女たちの最大の関心事だ。
世間は、大人たちは、そしてもしかすると読者もどこか無邪気ですらあるそうした願望が現実によって裏切られることを想像するのではないだろうか。
それに対し、この小説が与えた結末は?さわやか、ですらあるその涼しい恐ろしさを見よ。
【著者】片岡義男1939年東京生まれ。
早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。
75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。
ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
http://kataokayoshio.com/




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