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珠玉天王寺屋――五世中村富十郎

十代から歌舞伎を見続けてきた栗本薫の母が、希代の名優中村富十郎の50年に渡る舞台観劇記・交流の記録。
伝説的歌舞伎役者、十五代目羽左衛門の舞台を13歳で見てより歌舞伎の魅力に取り憑かれた山田凉子は、六代目菊五郎、初代吉右衛門、七代目幸四郎などの名優の舞台に接して歌舞伎への鑑賞眼を磨いてきた。
そして1961年に当時鶴之助を名乗っていた中村富十郎に魅せられた彼女が、半世紀に渡る観劇記、交流をまとめたものが本書である。
あくまでもファンの視点から書かれてはいるが、自身も長唄の名取りであり幾度か富十郎の踊りと共演も果たしている著者の富十郎評は的確。
本格的な評伝のない現在、歌舞伎研究書としても貴重である。
【著者】山田凉子1925年東京生まれ。
13歳より歌舞伎を見始める。
山田抄太郎、稀音家六里治に長唄を、長生松帆に小唄を師事し邦楽への造詣を深める。
また句集に『江戸切子』、『瓔珞』がある。
栗本薫・中島梓の母。




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