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神保町と大正デモクラシー

現代ニッポンの民主主義文化の揺籃を描く歴史小説神保町で書店を営んでいた曽祖父・谷村真介の大正期の日記を読んで私は驚嘆した。
日記には現代史に登場する大人物が次々と現れ、曽祖父と親しく交流していたからだ。
その中に、中国から留学していた周恩来、新進気鋭の芥川龍之介、社会活動家の賀川豊彦がいた。
この3人の先人との対話で大正デモクラシーの特有の自由で多様な文化が浮かび上がる。
【著者】北沢栄慶應義塾大学経済学部卒。
共同通信経済部、ニューヨーク特派員を経てフリージャーナリスト。
東北公益文科大学大学院教授、参議院行政監視委員会客員調査員などを歴任。
これまで公益法人問題、国家予算、公務員制度などに関し参議院厚生労働委員会、同決算委員会、同予算委員会、衆議院内閣委員会で意見陳述。
2010年「厚生労働省独立行政法人・公益法人等整理合理化委員会」座長として報告書を取りまとめ。
近著に『南極メルトダウン』(印刷本・産学社、電子本・ボイジャー)。




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