曹操 卑劣なる聖人
大権奪取、天子を擁して諸侯に令す 第4巻では、エン州で失地回復した曹操が、さらなる飛躍を期して皇帝を奉迎し諸侯に令していく。
また、孔融や禰衡に刃向かわれるも、百官を統べて政を執る。
曹操41歳から43歳、建安元年から三年(西暦196年から198年)までが描かれる。
袁紹、袁術、劉備、呂布、張繍、劉表、荀域、郭嘉、献帝はもちろんのこと、董昭、荀攸、夏侯惇、曹昂、許チョ、典韋、孔融、禰衡、陳登らが登場する。
【著者】王暁磊歴史作家。
中国在住。
『後漢書』、『正史 三国志』、『資治通鑑』はもちろんのこと、曹操に関するあらゆる史料を10年以上にわたり、まさに眼光紙背に徹するまで読み込み、本書を完成させた。
曹操の21世紀の代弁者を自任する。
後藤裕也【監訳、訳】関西大学非常勤講師。
専門は中国近世白話文学。
著書に『語り物「三国志」の研究』、『武将で読む三国志演義読本』(共著)、訳書に『中国古典名劇選II』(共編訳)、『中国古典名劇選』(共編訳)などがある。
稲垣智恵【訳】 国際日本文化研究センタープロジェクト研究員。
関西大学、京都外国語大学非常勤講師。
専門は近現代中国語学。
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