12人の蒐集家/ティーショップ
「当店には各種、極上のケーキがそろっております」紫一色に染められたケーキショップの、8ページにわたるメニューに並ぶのは〈よろけヴァイオリン〉〈惚れ睡蓮〉そして〈陽気な骸〉……。
パティシエがコレクションする‘あるもの’と引き換えに、メニューにはない特製ケーキを頼んだ男の運命は? 連作「12人の蒐集家」と中編「ティーショップ」を収めた東欧の鬼才ジヴコヴィッチによる、愛らしくも不気味な世界。
摩訶不思議なファンタスチカの世界へ、ようこそ。
更新中です。しばらくお待ちください。