安楽椅子探偵アーチー
上海生まれの口をきくアンティークの安楽椅子、アーチーとの出会いから半年。
小学6年生になった衛が道端で拾った封筒には、‘オランダ水牛’‘植民地’‘スパイ’と記され、葉つきの木の枝が中に入っていた。
いかにも怪しい封筒と、その3つの言葉は何を意味しているのか? 上海時代のアーチーの持ち主・鈴木老人も加わって3人(?)の推理合戦の顛末を描いた表題作ほか、衛のひと夏の冒険譚「アメリカ珈琲の謎」など、クイーンよろしく〈国名シリーズ〉全5編。
正真正銘の安楽椅子探偵アーチーと衛の心優しく、ユーモラスな連作ミステリ第2弾。
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