成風堂書店事件メモ
しっかり者の杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵が働くのは、駅ビルの六階にあるごくごく普通の書店・成風堂。
同一書籍に四件の取り寄せ依頼。
ところが連絡を入れると、四人が四人ともそんな注文はした覚えがないと……。
「ファンの正体を見破れる店員のいる店で、サイン会を開きたい」――若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に、名乗りを上げた成風堂だが……。
杏子と多絵のコンビが、成風堂を舞台にさまざまな謎に取り組んでいく。
元書店員ならではの鋭くもあたたかい目線で描かれた、初の本格書店ミステリ。
〈成風堂シリーズ〉短編集第二弾。
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