サニーサイドエッグ
私は最上俊平、私立探偵である。
ハードボイルド小説を愛する、根っからの私立探偵である。
ペット専門の探偵ではないのだ、決して。
ある日、若く着物姿も麗しい女性が事務所を訪れた。
ペット捜しなら、もう――「うちの猫を捜してほしいんです」はい喜んで。
1カ月ぶりの仕事ではないか。
そうこうするうち、「ブロンドで青い目の若い」秘書まで雇えることに。
私が独自に習得した、猫捜しの極意「サニーサイドを捜せ」を伝授し、愛しの依頼主のための捜査は順調に進むはずが……。
あの名作『ハードボイルド・エッグ』の続編、いよいよ登場!
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