シャーロック・ホームズ最後の挨拶【深町眞理子訳】
‘およそ信じがたい異様な体験をした。
それにつきご相談申しあげたし’――退屈に苦しむ名探偵ホームズに持ちこまれた、怪奇な雰囲気が横溢する事件「〈ウィステリア荘〉」。
大英帝国の命運がホームズの推理にゆだねられる「ブルース=パーティントン設計書」。
ワトスンが目にした、ベッドに横たわるホームズの衝撃的な姿「瀕死の探偵」。
そしてシリーズの異色作の表題作のほか、全8編を収録する短編集。
登場から一世紀以上がたったいまでもなお、さまざまなかたちで映像化されるなど、世界じゅうの人々を魅了する名探偵の事件簿。
/収録作=「〈ウィステリア荘〉」「ボール箱」「赤い輪」「ブルース=パーティントン設計書」「瀕死の探偵」「レイディー・フランシス・カーファクスの失踪」「悪魔の足」「シャーロック・ホームズ最後の挨拶 ──ホームズ物語の終章」「解題=戸川安宣」「解説=日暮雅通」
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