だれがコマドリを殺したのか?
医師のノートン・ペラムは、海岸の遊歩道で美貌の女性に出会い、一瞬にして心を奪われた。
彼女の名はダイアナ、あだ名は‘コマドリ’――。
ノートンは、踏みだしかけていた成功への道から外れることを決意し、燃えあがる恋の炎に身を投じる。
それが予測不可能な数奇な物語の始まりと知るよしもなく……。
さながら美麗な万華鏡を覗くかのように、目まぐるしくその姿を変える事件。
『赤毛のレドメイン家』の巨匠フィルポッツの魅力が凝縮された、ミステリ史に残る名編が、読みやすい新訳でここによみがえる。
この結末に、あなたは驚かずにはいられない!
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