美波の事件簿
『水島のじいちゃん』の名代で、西遠寺家の人々と共にかのこの許嫁の別荘へ、猫のケンゾウを連れて向かうことになった藤代修矢。
招かれた別荘の隣には有名な万華鏡作家が住んでいた。
認知症になってしまったその隣人は、大きなダイヤモンドを所持していたのだが、置き場所のヒントをメモに残していて……(表題作)。
周りで起きる奇妙な事件の真相を、『水島のじいちゃん』が華麗に解き明かしていく。
修矢・かのこ編二作、美波・直海編二作に、書き下ろし一作を含む、ライトな本格ミステリ短編集。
好評《美波の事件簿》シリーズ、前日譚第二弾。
/解説=太田忠司
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