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黒百合

昭和27年の夏休み。
14歳だった「私」こと進と一彦は、六甲山にあるヒョウタン池のほとりで、不思議な雰囲気を纏った同い年の少女と出会う。
池の精を名乗ったその香という少女は、近隣の事業家・倉沢家の娘だった。
三人は出会った翌日からピクニックや山登りを通して親交を深めてゆく。
自然の中で育まれる少年少女の淡い恋模様を軸に、昭和10年のベルリン、昭和15年の阪神間を経由して、物語は徐々にその相貌を明らかにしてゆく。
そして、最後のピースが嵌るとき、あらゆる読者の想像を超える驚愕の真相が描かれる。
数々の佳品をものした才人による、工芸品のように繊細な傑作ミステリ。
/解説=戸川安宣




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