渚にて 人類最後の日
第三次世界大戦が勃発し、世界各地で4700個以上の核爆弾が炸裂した。
戦争は短期間に終結したが、北半球は濃密な放射能に覆われ、汚染された諸国は次々と死滅していった。
かろうじて生き残った合衆国の原潜〈スコーピオン〉は汚染帯を避けてメルボルンに退避してくる。
オーストラリアはまだ無事だった。
だが放射性物質は徐々に南下し、人類最後の日は刻々と近づいていた。
そんななか、一縷の希望がもたらされた。
合衆国のシアトルから途切れ途切れのモールス信号が届くのだ。
生存者がいるのだろうか?最後の望みを託され、〈スコーピオン〉は出航する……。
読者に感動をもって迫る永遠の名作。
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