赤い糸の呻き
白昼に新聞紙を鷲掴みにして死んでいた男性に何が起こったのか――。
音無美紀警部のめくるめく、ぬいぐるみへの妄想と、事件の対比が秀逸な、犯人当てミステリ「お弁当ぐるぐる」。
停電時のエレベータ内で起こった殺人事件。
もっとも怪しいのは、手や服を血で汚した指名手配の男だが。
不可能犯罪を劇的に描く「赤い糸の呻き」。
都筑道夫の〈物部太郎シリーズ〉の傑作パスティーシュ「墓標の庭」など、バラエティー豊かな5編を収録。
‘西澤ワールド’全開ともいえる、著者入魂の傑作短編集。
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