ラドチ戦史
はるかな未来。
強大な専制国家ラドチは人類宇宙を侵略・併呑して版図を広げていた。
その主力となるのは宇宙艦隊と、艦のAI人格を数千人の肉体に転写して共有する生体兵器‘属躰(アンシラリー)’である――。
‘わたし’は宇宙戦艦のAIだったが、最後の任務で裏切りに遭い、艦も大切な人も失ってしまう。
ただ一人の属躰となって生き延びた‘わたし’は復讐を誓い、極寒の辺境惑星に降り立つ……。
デビュー長編にしてヒューゴー賞、ネビュラ賞、クラーク賞など、『ニューロマンサー』を超える史上初の英米7冠を制覇。
本格宇宙SFのニュー・スタンダード登場!/解説=渡邊利道
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