本の町の殺人
「いますぐわたしの家から出ていって!」大学時代のルームメイト、パミーが家に転がり込んで二週間、我が物顔で家を占領するだけでなく、トリシアの大事な城であるミステリ専門書店に出て客に迷惑をかけるにいたって、ついに堪忍袋の緒が切れた。
ところがトリシアが追い出したその日のうちに、こともあろうに人手不足に悩むカフェの店主でトリシアの姉アンジェリカが、うっかりパミーを雇ってしまったのだ。
だがそのパミーが店の裏で殺された……。
古書と専門書の町、読書家の聖地ストーナムで起こる事件を描く、ライトミステリ。
本の町の殺人シリーズ第3弾。
アガサ賞候補作。
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