パリの骨
1929年パリ。
私立探偵スタイヴサントは失踪した22歳のアメリカ人女性を捜索していた。
ピカソら名だたる芸術家と交流があり、人気絶頂の写真家マン・レイのモデルをつとめていた彼女は、何らかの事件に巻き込まれたのか。
パリ警視庁のドゥーセ警部は、犯罪的行為を繰り広げる奇抜な前衛芸術家の‘芸術的表現としての殺人’を疑っていた。
スタイヴサントは、‘嘘を見抜く力’を持ち世捨て人のように暮らす友人ベネットの力を借り、死の帝国たるパリの闇へと踏み込んでいく。
MWA賞受賞作家が贈る雄編。
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