魔物のためのニューヨーク案内
その求人広告は冴えない書店の掲示板に貼られていた。
まさにゾーイが求めていた仕事。
地方都市で雑誌の仕事をしていたが、既婚者の上司と恋愛関係になった挙句、ぼろぼろになってニューヨークに帰ってきた。
大好きなこの街のガイドブックの仕事ができれば、願ったりだ。
大喜びで応募したゾーイだったが、なぜか会社側はゾーイでは会社に馴染めないの一点張り。
経歴も実力にも自信のあるのになぜ? 食い下がって面接にこぎつけたものの、そこで彼女が目にしたのは、とんでもない世界だった。
おしゃれな街NYを舞台にしたポップなファンタジー。
更新中です。しばらくお待ちください。