ジャック・フロスト警部
デントン署を去らざるを得ない状況に追い込まれたフロスト警部だが、刻一刻と期日が迫るなか、厄介な事件の数々は一向に解決の兆しを見せない。
少女の強姦殺人、スーパーマーケットへの脅迫、別の少女の行方不明……。
根性なしのマレット署長といけ好かないスキナー主任警部の助力は望むべくもない。
フロストはガタのきた身体に鞭打ち、ない知恵を無理やり絞り、わずかな部下を率いながら、睡眠時間を削って捜査に当たる。
法律をねじ曲げ、犯人との大立ち回りまで演じる、破れかぶれの警部の行く手に待つものは? 超人気警察小説シリーズ最終作。
/解説=小山正
更新中です。しばらくお待ちください。